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容易ではない現地校への適応
~ 親も一緒に学ぶ気持ちで ~

Q: 現地校で1年生の息子をもつ母親です。子供が2歳のときにこちらに来たのですが、人見知りが激しく、まったく友達ができません。今でも、先生や友達からの語り掛けに返事もせず、目を合わせることもしません。担任から、口頭でのテストがあるとき返事ができなければ、2年生への進級は難しくなるだろうと言われてしまいました。永住予定ですが、どのように対処すれば宜しいでしょうか。

A: このお子さんのように言葉もわからない、習慣も違う、そして多人種の中で生活することになかなか順応できない子供たちはたくさんいます。キンダーで毎日泣き続けた子供、分らない言葉であるが故に耳にフタをしてしまう子供、身体に拒否反応が出てしまう子供など状況もさまざまです。大きな問題は、言葉を聞かない習慣がついてしまうことです。理解しているはずの日本語ですら聞かなくなるのですから、知能の発達への影響が懸念されます。
このお子さんの場合、幼児期から人見知りが激しかったようですが、"人見知り"を決してネガティブに捉えないで下さい。人見知りをする子どもは、神経が細やかで、親と他人との違いやさまざまな違いを敏感に感じ取ることができるのです。学習していくうえで重要なことなのですが、異文化の中で生活する場合には、人一倍の苦労を伴うでしょう。
では大人から見て"手のかかる子供たち"は、どのように導いて行ったらよいのか考えてみましょう。

(1)「英語は面白い」と思わせる。
英語が理解できるようになれば解決する問題はたくさんありますので、とにかく楽しく英語が習得できるようにしてあげて下さい。家庭教師などにお願いをして、ゲームや歌をうたいながら楽しく学べるようなプログラムで授業をしてもらうのです。先生との会話に慣れさせることも必要ですね。言葉が少しずつ理解できるようになれば心を開き、友達もできるでしょう。

(2)日本語の本をたくさん与える。
読み聞かせをたくさんしてあげて下さい。そして好きな本が読めるように環境を整えてあげることも大切です。言葉が理解できるということで、心の安定が得られます。

(3)親のサポート
海外で子供を教育する場合、保護者の方のサポートは不可欠です。精神面、教育面共に充分留意してあげて下さい。現地校に通っている子供たちは、何らかのストレスを抱えています。ご相談者のお子さんも、異文化の中に置かれていることが怖いのではないかと思われます。このようなときは、お母さんも一緒に学校に通う気持ちで、クラスなどでボランティアをなさってみてください。子供は「母親も自分と同じ体験をしている」と思っただけで、とても心強くなります。
まず親が異文化に溶け込む努力をしなければ、子供も適応していきませんね。また担任の先生には、現在のお子さんの状況を詳しくお話し、理解を求めてください。日頃からの先生と親のコミュニケーションはとても大切です。
勉強面は、学校のテキストなどを日本語で説明して、内容を少しでも理解させておくことが必要です。言葉が理解できなくても、授業に参加している気持ちになれます。毎日出される宿題も、もちろん手伝ってあげましょう。親子で取り組む姿勢が大切です。そして子供は『今は辛いけれど、お父さんもお母さんも助けてくれる』ということが実感できれば、必ず苦難は乗り越えて行きます。
友達づくりは、お母さんの努力も必要としています。友達を家に呼んで遊ばせたり、お誕生会を開いてあげることで、気の合う友人が見つかるかも知れません。

(4)教育方法を変える。
もし英語での学習に限界を感じられたら、日本人学校への転校についても検討する必要があるでしょう。成長過程にある子供は、一時たりとも時間を無駄にできません。お子さんにとって、いちばんよい教育方法は何かを考えてあげて下さい。

 




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